私は、中学生の時、福祉施設のボランティア活動に参加したのがきっかけで「将来は、福祉の仕事がしたい」と思い、高校、専門学校を卒業し諧朋苑へ入職しました。
あれから八年が経ちました。最初の頃は不安と緊張の中、業務を覚えることに必死になっていました。しかし、忙しい毎日の中でも利用者様が言って下さった「いつも、ありがとう」の一言で救われ、少しでも役に立ちたいと強く思うようになりました。
私は、人と話すことがあまり得意ではなく、悩んだ時期がありました。先輩方の利用者様との接し方を観察し、コミュニケーションを上手にとるには“きっかけ作り”が大切な事が分かりました。それからは、趣味の話や食べ物の話などできっかけを作り、話す事でスムーズに話せるようになりました。今では、利用者様から話しかけて下さったり、名前を呼んで下さる事があり、とても嬉しく感じています。
職場環境は、アットホームな雰囲気で、スタッフの年齢も幅広く、困っている時は、先輩方に相談に乗ってもらったり、アドバイスをしてもらっています。
私がこの仕事を続けてこれたのは、辛い時や悲しい時に励ましてくれる仲間や先輩がいたからだと思います。今、既設二階特養のサブリーダーをやらせてもらっていますが、先輩、後輩関係なく話し合える良い職場環境を大切にしていきたいと思っています。
人と接する事は、体力的、精神的に大変なことも多いですが、やりがいや嬉しい事もたくさんあります。実際に経験していく事で自信に繋がっていき、物事を幅広くとらえることができるようになると思います。これからも日々のスキルアップと笑顔を大切にしていきたいです。